自己表現したいがテンション低い…あなたが目指せる素敵な人とは
テンションが普段から低く、そのせいで自己表現ができないと悩んでいませんか?
「元気がない」「暗い」と敬遠される。
人から距離を置かれている気がする。
明るくテンションの高い人が眩しく見えますね。
今日はそんな悩みを抱えたあなたが目指せる、素敵な人のモデルを3パターンご提案したいと思います。
1.人の本音を引き出せる人
テンションの低い人は落ち着いている人です。
人があなたへ本音を話す時、あなたのテンションの低さは強みとなります。
いくら遊園地のジェットコースターが好きでも、ジェットコースターに乗りながら秘密の打ち明け話をしたい人は稀でしょう。
ロック歌手のライブ会場で、ノリノリになりながら大事な将来の相談をする人に、私はまだ一度も出会ったことがありません。
人が素の自分をさらけ出せる相手というのは、テンションの高さやトレンドを押さえたキラキラ感とは関係が無いと言えます。
むしろ、その華やかな表現に合わせようとするあまり、自分の本音を心の奥に押し込め、話せなくなる場面もあるでしょう。
何事も表裏一体です。
テンションの高さは人に活力を与える反面、時に人を疲れさせる要因になります。
仮面を外して素に戻ったとき、じっくり話したいと思える相手として選ばれるのは、落ち着いた人ではないでしょうか。
カフェのマスターやバーテンダーのような人に、つい本音を話したくなるものです。
2.自分を持っている芯の強い人
私、テンション低いな…と自己嫌悪に陥った日は、ひとりで水族館に足を運んでみませんか?
今、水族館では個性的な生き物が大人気です。
その理由は「癒される」。
可愛らしいイルカやアシカショーは親子連れに大人気ですし、最近はクラゲの水槽がライトアップされていて綺麗です。
ですが、個人的にはなんといってもチンアナゴです(笑)
チンアナゴは一見、海水の流れにゆらゆら〜と身を任せているようでいて、なぜか海底から垂直に直立している。
潮の流れに乗って泳ぐ方が楽かもしれないのに、水の抵抗をあえて受けているようにも思えるのです。
それは芯の強さ、美学すら感じさせる佇まいだと思います。
そこにいるだけで癒しを与え、個性的でマイペースでいられるなんて、素敵だと思いませんか?
自己表現は飄々とした、海の変な生き物からも学ぶことができます。
3.アーティスト・職人系の人
テンションの低い人は創作活動に向いています。
言葉にできない熱い想いを表現するために、アートは有効な手段です。
テンションの高い人はエネルギーを外に向けて発散させることを得意とします。
テンションの低い人は溌溂とした身体表現は苦手ですが、エネルギーが無いわけではなく、内側に溜め込んでいるのです。
その行き場を失ったエネルギーを内側に放置しておくと、次第に淀んでいき余計なマイナス思考を巡らせることにも繋がります。
そうなる前に、絵を描く等でエネルギーを発散してしまいましょう。
いかがでしょうか。テンションが低くても、あなたが自分を表現したいという気持ちを大切にしていれば、手段はいくらでもあるのです。
最後に一言、表面的にテンションが高く見える人も、内心どう思っているかは分かりません。
もしかしたら人知れず努力して、明るい自分を演出しているのかもしれません。
私も先入観を持たず、柔軟に物事を考えられる素敵な人を目指したいと思っています。