表現は祈り。想いを絵本に。

心豊かに生きる幸せをオーダーメイドします。

絵本にはどんな種類があるの?大人の女性にオススメの3冊。

忘年会、クリスマス、年越しと、12月はイベントが目白押しです。
今日も寒さに凍えながら、あわただしくお仕事に出かけたお疲れのあなた。

そんな目まぐるしい日々だからこそ、たまには息抜きが必要ではないかと思うのです。
仕事を終えて部屋に帰ったら、いつもと違う特別な時間を過ごしてみませんか?

 


今回は、絵本を種類別にカテゴライズしてみました。各項目ごとにオススメの絵本もご紹介します。

 

1.物語の絵本
出来事を時間軸で捉え、エピソードの連続をストーリーとして構成した絵本。
文より絵が主体。ストーリーやテーマを効果的に表現し、キャラクターの心理描写に優れる。
子ども向けから大人向けまで幅広く流通している。ロングセラーも多く、親から子へ長く読み継がれている。

 

【オススメ絵本】

ピーターラビットの絵本 第1集
作者は言わずと知れた作家ビアトリクス・ポター。彼女の人生は近年、映画にもなりました。
イギリスで出版されて以来約1世紀の超ロングセラー絵本です。
ウサギのキャラクター「ピーターラビット」は、デイック・ブルーナの「ミッフィー」とともに、世界中の人々に愛されています。

 

 

ピーターラビットの絵本  第1集

ピーターラビットの絵本 第1集

 

 

 

2.知識の絵本
物語ではない絵本。知識としての情報を分かりやすく、かみ砕いて伝える。
絵に描かれているキャラクターの心理描写よりも文を重視する。
絵より文が主体で、文の補助的な役割として挿絵が入る。

 

【オススメ絵本】
「コーヒーの絵本」
人気焙煎所・アアルトコーヒーの庄野雄治さんの著書。

美味しいコーヒーの基本から淹れ方まで、やさしく分かりやすく紹介しています。

平澤まりこさんのかわいく素朴なイラストに和みます。コーヒーに詳しくなくても、気軽に楽しく読めて、読後にはコーヒーを淹れたくなること必至。
同じシリーズで「紅茶の絵本」も出版されています。

 

コーヒーの絵本

コーヒーの絵本

 

 

 


3.詩・短歌・俳句の絵本
短く簡潔な文章に、情感を乗せた言葉遊びの絵本。
制限された文字数が、かえって読み手の想像力をかきたてる。

 

【オススメ絵本】

山本容子のアルファベットソングス ラブレター
銅版画家・山本容子さんによるアルファベット絵本です。
英語の辞書からあらかじめ絵の語彙になりそうな単語をピックアップし、単語から出現したイメージを銅版画にした作品。
全アルファベット52枚分の版画作品集でもあります。
ときめきと遊び心に満たされるおしゃれな絵本です。

 

 

山本容子のアルファベットソングス ラブレター

山本容子のアルファベットソングス ラブレター

 

 

 

絵本のページをめくると、時間がゆったりと流れ始めます。
暖かいお部屋でハーブティーを飲みながら…
内なる燈があなたの夜に灯りますように。

 

 

 

自己表現したいがテンション低い…あなたが目指せる素敵な人とは


テンションが普段から低く、そのせいで自己表現ができないと悩んでいませんか?

 

「元気がない」「暗い」と敬遠される。
人から距離を置かれている気がする。

明るくテンションの高い人が眩しく見えますね。

 

今日はそんな悩みを抱えたあなたが目指せる、素敵な人のモデルを3パターンご提案したいと思います。


1.人の本音を引き出せる人


テンションの低い人は落ち着いている人です。
人があなたへ本音を話す時、あなたのテンションの低さは強みとなります。

 

いくら遊園地のジェットコースターが好きでも、ジェットコースターに乗りながら秘密の打ち明け話をしたい人は稀でしょう。

 

ロック歌手のライブ会場で、ノリノリになりながら大事な将来の相談をする人に、私はまだ一度も出会ったことがありません。

 

人が素の自分をさらけ出せる相手というのは、テンションの高さやトレンドを押さえたキラキラ感とは関係が無いと言えます。

 

むしろ、その華やかな表現に合わせようとするあまり、自分の本音を心の奥に押し込め、話せなくなる場面もあるでしょう。


何事も表裏一体です。
テンションの高さは人に活力を与える反面、時に人を疲れさせる要因になります。

仮面を外して素に戻ったとき、じっくり話したいと思える相手として選ばれるのは、落ち着いた人ではないでしょうか。

 

カフェのマスターやバーテンダーのような人に、つい本音を話したくなるものです。

 

2.自分を持っている芯の強い人

 

私、テンション低いな…と自己嫌悪に陥った日は、ひとりで水族館に足を運んでみませんか?

今、水族館では個性的な生き物が大人気です。
その理由は「癒される」。


可愛らしいイルカやアシカショーは親子連れに大人気ですし、最近はクラゲの水槽がライトアップされていて綺麗です。
ですが、個人的にはなんといってもチンアナゴです(笑)

 

チンアナゴは一見、海水の流れにゆらゆら〜と身を任せているようでいて、なぜか海底から垂直に直立している。
潮の流れに乗って泳ぐ方が楽かもしれないのに、水の抵抗をあえて受けているようにも思えるのです。
それは芯の強さ、美学すら感じさせる佇まいだと思います。

 

そこにいるだけで癒しを与え、個性的でマイペースでいられるなんて、素敵だと思いませんか?
自己表現は飄々とした、海の変な生き物からも学ぶことができます。


3.アーティスト・職人系の人


テンションの低い人は創作活動に向いています。
言葉にできない熱い想いを表現するために、アートは有効な手段です。

 

テンションの高い人はエネルギーを外に向けて発散させることを得意とします。

テンションの低い人は溌溂とした身体表現は苦手ですが、エネルギーが無いわけではなく、内側に溜め込んでいるのです。

 

その行き場を失ったエネルギーを内側に放置しておくと、次第に淀んでいき余計なマイナス思考を巡らせることにも繋がります。

そうなる前に、絵を描く等でエネルギーを発散してしまいましょう。


いかがでしょうか。テンションが低くても、あなたが自分を表現したいという気持ちを大切にしていれば、手段はいくらでもあるのです。

 

最後に一言、表面的にテンションが高く見える人も、内心どう思っているかは分かりません。
もしかしたら人知れず努力して、明るい自分を演出しているのかもしれません。

 

私も先入観を持たず、柔軟に物事を考えられる素敵な人を目指したいと思っています。

 

絵はリトマス試験紙。「絵の上手さ」の本当の意味とは。

絵は世の中にごまんとあれど、上手い絵の基準は何だろう?そう思ったことはありませんか?

もしかすると、あなたは日々絵を描く練習をしているけど、なかなか上手くならない…描くのが億劫になってきた。そんな悩みを抱えているのかもしれません。

 

一言で「上手い絵」といっても、上手さには色々な種類があることは既にご存知だと思います。

 

「技術的に優れた絵」「彫刻のようなどっしりとした絵」「空間を感じさせる絵」

「理由は分からないけど感動する絵」

「味がある絵」という言い方もあります。

 

「絵の上手さ」は「技術の高さ」ではないのです。

 

私には、絵を描いていない時期が1年ほどありました。「自分には才能がないのではないか」と悩み、描くことが怖かったのです。

 

ちょうど勤務先で仕事が忙しく、職場の人間関係にも悩んでいた時だったので、絵を描く精神的なゆとりも持ち合わせていませんでした。

それから自分を見つめ、心の弱さを克服するためにもがき、時には色々な妥協も経験しました。

 

葛藤を乗り越え、心にゆとりが生まれたある日。ふと「描きたいな」という思いが心によぎったのです。

まるで蝶が花から花へ、ひらりと舞い移るかのような軽やかな気持ちでした。何気なく絵筆をとり、画用紙にネコを描きました。

 

すると、ブランクがあるにもかかわらず、母に「味がある絵だね。タッチが変わった。昔のあなたはこんな絵を描けなかったと思う」と褒められたのです。

 

身内なので贔屓目もあるのかもしれませんが、自分としても以前とは変わったという実感がありました。心境の変化が作用したのでしょう。

この場合、技術はそれほどでもないけど、 「味がある絵」ということになります。

 

リトマス試験紙のように、描いた絵には心の状態が現れます。

 「〇日間で上手くなりたい」などと焦って練習していると、その焦りが画面から滲み出るものです。

 

絵の上手さには一定の水準がありますし、技術に磨きをかけるのは大切なことです。

しかし、描かない間に積んだ人生経験があなたの絵を上達させ、絵の上手さ以上の感動を呼ぶこともあり得るのです。

 

誰かが必ずあなたの絵を見ています。心穏やかに、絵の上達を待ちましょう。